「環境学習支援士」とは

 「環境学習支援士」は、単に環境問題に関する専門的な知識を有する人材ではなく、学校や地域にあって、自ら先頭に立ち、適切な指導・助言を行いながら、環境問題の解決に取り組むことができるリーダーです。
滋賀大学が「環境学習支援士」履修コースを開講して学生や現職職員、社会人を対象に毎年募集しています。
「環境学習支援士」養成プログラムの特色
1.    大学と地域の教育機関の連携による体系的な学習システムである。
2.    「環境学習支援士」という資格を授与する。
3.    学生と社会人・現職教員とが共に学習するプログラムである。
4.    社会人・現職教員が参加しやすい、短期集中型学習プログラムである。
 
滋賀大学「環境学習支援士」会は

滋賀大学「環境学習支援士」認定者と環境学習支援士養成プログラム履修者によって20084月に結成された会で、大学で学んだ事や、これから学んでいく事を単に知識として蓄えるだけでなく、広く社会に還元していくことを目的としています。現在、約38名の会員によって、(1)温暖化防止部会、(2)自然環境分野部会、(3)びわ湖部会、(4)学校・地域環境教育部会が運営され、環境学習の出前講座、環境シンポジウムの開催、環境学習企画サポート・コーディネート、環境問題解決への提案、環境学習を支える団体・組織との連携、環境問題の調査、研究活動報告・発信など積極的な活動が展開されています。

「環境学習支援士」養成プログラムの修了生は2014年3月で84名ですが、内38名が滋賀大学「環境学習支援士」会
入会しています。そのメンバーの中で65歳以上のシニアが7割以上を占め、まさにシニアサークルです。
2014年総会での記念写真
今年度入会者の課題研究テーマ

社会人

大学生の食生活実態と課題について

社会人

父親の参加を促す環境学習プログラムの開発

社会人

超高齢社会の公共交通について

現職教員

環境教育の取り組みとその成果について

学部生

中学校国語科における環境教育単元カリキュラムの開発

会の事業
活動内容に